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Happy Halloween

日本でもお馴染みのお祭りハロウィン

ケーキ屋さんにはかわいいオレンジのジャック・オー・ランタン(Jack-o’-lantern)の器に入ったかぼちゃプリンが並ぶ。

日本人にとってハロウィンは全く無縁のものだったけど、お化けかぼちゃのプリンはかわいらしくて美味しいし、子どもの向けのイベントでハロウィン・パーティが開かれたりして、オレンジの小さなお化けかぼちゃや黒猫、魔女は、この時期の日本にもしっかりと住み着いてしまった。

ハロウィン (Halloween) は、万聖節と呼ばれるカトリックの諸聖人の日の前夜祭のこと。

ケルト人の収穫感謝祭がカトリックに取り入れられたとされるこのお祭りは、カボチャをくりぬいてジャック・オー・ランタン(お化けカボチャ)を作って蝋燭を燈したり、魔女やお化けに仮装した子どもたちが、「Trick or treat! 」(お菓子をくれないと、いたずらするぞ)」といいながら近所の家を1軒ずつ訪ねて、お菓子を貰い歩く。

かつて精霊や魔女から身を守る為に仮面を被ったり、魔除けの焚き火を焚いたり、霊を慰めるために家族の墓地に蝋燭を灯したりしたことに由来するものらしいのだけど、
くりぬいて顔を形とったオレンジ色のお化けカボチャは、悪い霊を怖がらせて追い払うためのものなんだって。

お化けたちが一年のうち一夜だけ、ホーンテッドマンションから抜け出して、人間の街で大騒ぎするっていうイメージに近いのかな?

日本でもお墓参りをして先祖を迎えるというお盆の習慣はあるけれど、最近はお盆休みにとばかり旅行にでかけて、ご先祖様のことを忘れてしまっている人も多いとすれば、ちょっぴり残念。

異文化を容易く受け入れる日本人のおおらかさは素敵だけれど、自分たちの文化を守り伝えるために行事を大切にすることも必要なことと思う。

とはいえ、Halloweenのオレンジ×ブラックの元気カラーに、私の心もワクワクしちゃいます。